小児矯正とは
矯正治療開始までの流れ当院では、子どもが受ける小児矯正にも対応しております。
歯や顎の発育が途上にある時期に矯正することで、歯列不正や不正咬合を効率良く改善することができます。
矯正治療は早く治療をスタートすればいいわけでも、遅くスタートしていいわけでもありません。
矯正治療開始までの流れ当院では矯正に特に力を入れておりますので、定期検診でむし歯のほかに歯並びも併せて診ております。
症状によって、早い時期に治療したほうがいいケースもありますし、永久歯がある程度生え揃ってからでも遅くないケースもあります。
ケース別に最適なスタート時期が変わってきますので、そのことについても相談することができます。
矯正治療開始までの流れ
小児矯正を受ける時期は、大きく2つに分けられます。それは発育期である第Ⅰ期と発育が完了した第Ⅱ期の2つです。
第Ⅰ期治療の目的
小児矯正の第Ⅰ期では、顎の骨の発育をコントロールすることが主な目的です。
例えば、顎の幅が狭いと、将来的に乱ぐい歯や出っ歯などの歯列不正を招きます。上下の顎骨のバランスが悪いと、上顎前突や下顎前突といった不正咬を引き起こすことがあります。
こうした骨格的な異常は、第Ⅰ期治療で改善するのが望ましいです。
顎の発育に合わせた矯正が可能なため、効率良く顎の発育を誘導することができます。
第Ⅱ期治療の目的
第Ⅱ期治療は、顎の発育が完了してから行います。一般的には「歯列矯正」と呼ばれるもので、マルチブラケットや矯正用ワイヤーを用いて、歯並びの乱れを細かく整えていきます。
【Ⅱ期治療が必要なお子様について】
Ⅰ期治療とⅡ期治療では、矯正をする部分と目的が異なります。当院の場合、Ⅰ期治療を終えた患者様のうち約8割が数年後に、Ⅱ期治療に移行しています。
但し、Ⅱ期治療を行うか行わないかの判断については、ご家族で相談して決めることが可能です。
不正咬合をそのままにしておくと
上顎前突や下顎前突などの不正咬合をそのままにしておくと、以下に挙げるような影響が生じ得ます。
体への影響
- むし歯
- 歯周病
- よく噛めないことによる全身的な影響(胃に負担、唾液が出にくい、運動能力の低下)
- 歯が折れたり、粘膜を傷つけやすい
- 将来的な歯科治療への影響
生活への影響
- コンプレックス
- 性格に与える影響
- 他人に与える印象
- 職業選択の幅
- 発音への影響
- ストレスへの影響
矯正治療開始までの流れ
1無料相談・カウンセリング(30分~45分)
歯並びの状態、お悩みを伺います。
矯正治療の方法・期間・費用などについてご説明します。後述3の契約までは無料です。
2精密検査(約1時間)(無料)
歯・顎のレントゲン写真撮影を行います。
検査結果から、再度治療方法などについてご説明します。
矯正治療をされる方は、顎や頭の形を見る精密なレントゲン写真撮影のほか、口腔内写真・型取りを行います。
(約1週間~2週間後)
3診断・治療説明・契約(30分~45分)(無料)
治療方針・期間・費用などに納得
精密検査費用の入金 (支払方法は要相談)
矯正治療を実際に行うことになれば、診断料(精密検査代)が発生しますので精密検査費用入金となります。
契約前の相談は何度でも(3回以上相談でも)無料。
4一般歯科治療
むし歯・歯周病・不適合冠・抜歯 など、必要な治療がある場合
5矯正治療の開始
矯正費用の入金 (支払方法は要相談)
精密検査(診断に必要な資料)
- パノラマレントゲン(デジタル)
- セファロレントゲン(骨や歯のズレを分析)(デジタル)
- 研究用模型
- 口腔内写真
- 顔貌検査写真
治療期間を予測する診断のポイント
上下の歯の前後関係
- 上顎前突(出っ歯)
- 下顎前突(受け口)
- どちらでもない
かみ合わせの深さ
- 開咬(前歯の上下が閉じない)
- 過蓋咬合(上下の歯が被さるほどの深い咬み合わせ)
- どちらでもない
症状の程度
- 軽度
- 中度
- 重度
- 抜歯
- 非抜歯
予想治療期間
治療期間や費用の目安の判断方法は医療機関によって異なります
歯列矯正の料金表(税抜)
- 相談 無料
- 各種精密検査 30,000円
- Ⅰ期治療(基本料金) 150,000~450,000円
- Ⅱ期治療(基本料金) 350,000~550,000円
- ジルコニア製ブラケット 60,000~80,000円
- 毎回の治療料金(装置装着後) 3,000円
- 保定装置料金 10,000~50,000円
「一括払い」、「月払い(10分割迄)」、「銀行振込」、「分割での銀行振込」の4種類ご用意しております。
お支払い方法については、ご相談ください。
矯正治療は医療費控除の対象となります
医療費控除で支払った税金の一部が戻ってくる場合があります。(確定申告について)
医療費控除とは、1年間に10万円以上の医療費を支払った場合に、おさめた税金の一部が確定申告で戻る制度です。
条件があるため、詳しくはご相談ください。